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オーティズム・サポーターズシンポジウムのアンケート結果
オーティズム・サポーターズシンポジウム
主催
NPO法人にいがた・オーティズム
共催
新潟県発達障がい者支援センターRISE
日時
平成18年10月22日(日)
会場
新潟ユニゾンプラザ
後援
社団法人日本自閉症協会新潟県支部 新潟県教育委員会
新潟市 新潟市教育委員会 新潟県社会福祉協議会
新潟市社会福祉協議会 新潟県知的障害者福祉協会
(福)新潟太陽福祉会 (福)新潟市中央福祉会
新潟県手をつなぐ育成会 新潟地区手をつなぐ育成会
新潟日報社 朝日新聞新潟総局 毎日新聞新潟支局 読売新聞新潟支局
講師
武藤直子氏(全国療育相談センター 臨床心理士)
日詰正文氏(長野県精神福祉保健センター 言語聴覚士)
パネリスト
稲月まどか氏(黒川病院 児童精神科医)
中島秀晴氏(新潟県教育庁義務教育課 障害児教育係 指導主事)
坂井賢氏(新潟東自閉症・知的障害支援センター おれんじぽーと コーディネーター)
コーディネーター
本田ゆり子氏(新潟市知的障害児・者相談センター コーディネーター)
≪参加者へのアンケートより抜粋≫
保護者
とても良かったと思います。
講演内容はとても良かったのに、参加できずにいたお友達(保護者)がいて残念です。企画にあたり、文化祭等の小学校や幼・保育園の行事も考慮してみんなが参加できる様な日程を組んでもらえたら感じました。
日詰先生の「みんなで相談しあってよりよい方法を探していく」のが必要だと思いました。サポートがずっと続いていくといいと思いました。
ネットワークづくりの参考にさせていただきます。声を出すことの大切さを再度確認できました。ありがとうございました。もっともっと先ず行政職員にも参加してもらえたらいいですね。
特に、稲月先生のお話がとても参考になりました。親として子どもの姿も知ったとき、医療、福祉、教育の面で何をどうお願いしてよいのか、手探りであちこちをふらふらとしている状態です。各機関の状態・連携などがわかりました。同時に不安も感じています。特にアスペで普通学級の子は支援を受けにくく、誤解されやすく、わが子の居場所はどこだろうかと悩んでいます。
専門の方々のお話、参考になりました。子どもの将来(就学・就労)と先の見えない漠然とした不安の中にいて、お話をたくさん聞いたり本を読んだりして勉強中です。現状など、ためになることが多かったです。またこういう機会に勉強したいです。
このような講演会をもっとやってほしい、地域に広めてください。
気持ちがなぜかやわらかくなり、自閉症についていろいろな面から、深いところから考え学ぶことが出来た一日でした。ありがとうございました。
いろいろな先生との話し合いの場がもてたらとてもうれしいのにと思いました。
とても勉強になりました。少し難しいところはありましたが、自閉症スペクトラムの将来が見えてきました。もっと親が勉強しなければと痛感しました。
様々な立場の方のお話が聞けた有意義な一日でした。シンポジウムがもっと長い方がいいと思いました。DVDが途中で切れてしまって残念でした。日詰さんのような方が、新潟県にも増えてほしいと思いました。成年期の支援が新潟県でも進んで行ってほしいです。
小5のアスペルガーの子を持つ母です。特別支援教室が昨年出来て、1年半お世話になっています。去年の担任がすばらしく、失敗もありましたが、楽しく過ごさせていただきました。しかし今の担任の能力がなく保護者全員で頭を痛めています。今日参加させていただき、発達障害についての理解を、もっともっとしてもらえる社会になってほしいものだなと実感しました。
親の視点と違い、第3者の目をいう視点を勉強させていただきました。日詰先生の言うとおり、楽しまなければ一緒に過ごせません。皆で楽しく行きましょう。
今日は大変貴重な話をありがとうございました。“教育現場”の実態についての話ももっと沢山聞きたかったです。
武藤・日詰両氏とも話しはよかった。新潟と長野の差、県行政のこれまで以上の理解協力がほしい。
お二人の講演はとっても参考になりました。日詰先生の実例を含めたお話は、これからの子どもに対しての対応に役立ち、もう少しいろんな例をお聞きしたかったです。シンポジウムも坂井先生の具体例や、稲月先生のおっしゃるように本人の個性(特性)を生かした仕事が得られたらすばらしいと思いました。
事情で日詰先生のお話しか伺えませんでしたが、参加させていただき良かったです。穏やかな口調でお話して下さり分かりやすく、わが子の学校にこんな先生がおられたら良いなぁ〜(親子で癒されそうで)と思いました。日頃お世話になり支えて下さっている方々(ヘルパーさんや先生方)をもっと褒めて、子どもとの良い関係を作ってゆくことが大切と改めて感じました。後半の実践がとても良かったです。
武藤先生のお話は、具体例が多くあり理解しやすかったです。日詰先生の長野のシステムは、今回のメインテーマでもある「つながり」が充実した中でやられているんだなぁーとうらやましく思いました。シンポジウムは今の新潟県の現状がよくわかりましたが、時間が短く、言葉のやり取りというか具体的な話を聞きたかったです。
日頃漠然と良かれと思って娘に対応していた方法が、話の内容に含まれており自信がもてた。
新潟県にも支援ガイドラインがあると良いと思った。学校での先生方はまだまだ理解して頂けていない方もあるので・・・初めてこのNPOについても知り、多くの方が聴講し取り組んでいる姿を目にし、勇気付けられた。ありがとうございました。
他の地域の様子が分かり、参考になりました。地域格差の点で、自分の地域にももっと真剣に取り組んで頂ける風潮があるといいなあと感じた次第です。
日詰先生のお話は具体的で、楽しく聞くことができ良かったです。できればもっといろいろ詳しく聞きたいくらいでした。第3部もいろいろな分野の意見を聞くことができ良かったです。ありがとうございました。
自閉についてのわかりやすい説明と、対応の仕方等、参考になりました。第3部では、厳しい現状ということを改めて理解しましたが、それにも増して個々のつながりが大切ということを、改めて認識できました。
ネットワーク、人と人をつないで行くシステムが大事
教師
具体例をたくさん盛り込んだわかりやすいお話で、これまでの支援を見直すことができ、また多くの示唆をいただくことができました。明日からの支援に即、生かしていきたいと思います。ありがとうございました。
教育の場の連携(さまざまなラインで)のあり方について、考えさせられました。本日の内容を生かしていけたらと思います。ありがとうございました。
とてもわかりやすく良かった。また機会があったら参加したい。
第2部、ご紹介いただいたロールプレイ(ほめ方、叱り方)やインシデントプロセスなどのグループワークは、参加者のプライドを守りつつ、プラスの方向へ向かうことができて、有効な具体策としてためになりました。校内研修等で紹介したいです。
立場の異なる方々から、別のアプローチの仕方をお聞きする良い機会でした。
日詰先生の話がおもしろかったです。とくにSSTのコツや実際のアスペの悩みなど具体的でよかったです。
自閉症の方々について、まだまだ知らないことがいっぱいですが、今日はとても参考になるお話をきかせていただき、よかったと思っています。実際の場面では、こんな時どうしたらよいだろうと思うことが多く、まだまだよく分からないことが多いです。少しずつでも勉強していきたいと思います。ありがとうございました。
本日の皆様のお話を聞き、サポーターとなれるよう、さらに勉強していきたいと思いました。ありがとうございました。
小中学校の通常学級在籍の子ども達のケースなど、ケース会議が必要だというものが、実際に多いが小中の先生方も非常に忙しく、勤務時間内で組むことが困難、時間外に行うほどの必要感はなく「学校」という枠の中で行うことの難しさを感じています。長野県での実感も参考にしながらも、自分たちができるようになるためには、と考えて、コーディネーターやキーパーソンになる機関が必須なのか?とも思います。
医療・福祉・心理、様々な立場の方からのお話、とても勉強になり、有意義な一日でした。また明日から頑張ろうと思います。ありがとうございました。
保育士
体験の積み重ねで覚えていくのでは頭のかたい「から」からなかなかぬけられず、毎日アスペルガー症候群の園児3人と交わりながら保育していました。今日の講演で“十を知って一を知る””強制的対処をしない”などを聞き、ひとりひとりにそった交わり方を考えなおそうとするきっかけとなったように思います。
たいへん参考になりました。
貴重なお話ありがとうございました。日詰先生のワークは普段当たり前のようにすごしているので、子の気持ちになってみる良い機会でした。
大変勉強になりました。園で自閉症の子どもに少しでも支援という形で役立てて行きたいと思います。
シンポジウムは、各分野の方々がせっかくそろったのに、時間が短く残念でした。1時間〜2・3時間が必要と感じます。一日の研修を企画していただき感謝をしていますが、プログラムの時間配分のご検討お願いします。
毎日接している者として、迷うことが多い、今後の関わり方のヒントをたくさんいただくことができました。いけないことをしたら叱っていい、でも代案を知らせること、明日からさっそくやってみたいと思います。ありがとうございました。シンポジウムでの中島先生のお話にあった、継続された支援が早く確立されることを切望します。
武藤先生のお話は大変参考になりました。日詰先生のお話はとくに、実際自閉くんの立場、ADHDの子の立場になって台本をつくることは、やってみて大変だと思いました。3部のお話は新潟県の実情がわかって愕然としましたが、これからのシンポに期待したいし、私自身も勉強しがんばっていきたいと改めて認識させられた。
幼稚園教諭
具体的な内容で学びになった。
自閉症児についての講演は今まで何回か受講させていただきましたが、また改めて勉強させていただきました。日詰先生のお話はとても分かりやすくて良かったです。
とても勉強になりました。ありがとうございました。
自閉症について、自閉症児がすごしやすい援助について理解することができたように思います。
保健師
自閉症の講演を今まできちんと聞いたことなく(分野が別だった)、理解する、話の内容についていくことがやっとでした。ケースバイケース対応が個別性強く、大変という気持ちのみ大きくなった親の大変さ、理解と協力(いかにするか)が必要かよくわかった。
盛りだくさんの内容でした。流れもよくまとまっていて、有意義な会でした。ありがとうございました。シンポジウムもよかったですが、今後はディスカッションなど、それぞれの立場から意見のとびでる内容を聞けるとおもしろいなーと感じました。
オーティズムに対しての支援のあり方、基本的な事から、具体的な例を示していただき勉強になりました。一人一人に合わせる、ということが一番よいこともわかり、そのために地域が支えられるシステム体制が大切だと思いました。また支援者、地域の理解が普及してゆくことが必要だと思います。
看護士
昼のDVDがちゃんと見たかったです。途中で残念でした。あまりわからないで参加しました。難しいと思いました。
自閉症を少しでもわかりたかったので、出席させていただきました。各講師の講演もよかったですが、ビデオ学習の方が頭の中に入りやすく感じました。昼休みに取り入れるのではなく、ビデオ(映画)の時を取り入れて今後企画して欲しいです。
それぞれの立場での意見が聞けてとてもよかった。これからもこのような会に参加させていただきたい。
行政職員
日詰先生の取り組みがすごく印象に残りました。行政は予算だけではないという実践に共感しました。
福祉職員
体系的な知識、概念から現場実践までいろいろなお話がきけてとてもよかったです。ありがとうございました。
私は知的障害者施設につとめて1年半になります。自閉症の方々との関わりに悩むことがあります。しかし、今日この講演会に来まして、明日からの仕事のはげみになりました。また、日詰先生の話は本当にためになりました。ありがとうございました。
日詰先生のお話は、どこでも、だれにも用いれる内容でした。とてもいいお話でした。ありがとうございました。
大変貴重なお話を聞くことができ、本当に良かったです。日々自閉症の方々とふれ合う中で、様々なことが分かりました。本日聞かせていただいた事を今後も生かしていきたいと思います。
各講師の方々のお話を聞いて学習になりました。専門分野の立場から「こういう様にサポートして行った方がよい」という話は職場にもどっても活用して行きたいと思います。
大変勉強になりました。ありがとうございました。
仕事の参考になりました。
私は施設職員なのですが、これからの接し方についていろいろと参考になる(勉強になる)事がたくさんありました。
内容の濃いものであり、出席させていただけた事、幸いだったと思います。日頃の職務の中に一つでも取り入れ、生かせる様、努力したいと思います。
自閉症の理解、支援方法等について理解が深められた。関係者が一同に会することができると、ネットワークがつながった感がある。人のつながりは集まる所から始まるのかもしれない。それが機関としてつながっていくのか。
学生
自閉症の子やアスペルガーの子を少し知ることが出来ました。大人になったこの子たちへの支援について、もっと話が聞きたかったです。支援のつながりが大切とのことで、そのつながりのどこかでサポートできる仕事に就きたいと思いました。
医療・教育・福祉それぞれから新潟県における現状、そして今後の課題を話していただけたことはとても役立ちました。また長野県及び千葉の意見も、聞くことができてとてもよかったです。
今まで自閉症というものが全くわかっていなかったが、多少理解のきっかけとなる部分を学ぶことができたのではないかと思います。ただ、実際の団体の動き?どうすれば、自分が関われるか、いまいち不明のまま終わってしまいました。
現在、大学院にて自閉症児の研究をしたいと日々学んでいます。今日、医療等の連携についてでしたが、コミニュケーションについてもあると良かったなと思いました。
自閉症について、今まで以上に詳しく知ることができて良かった。これからの活動につなげていきたいと思った。
今まで以上に、自閉症について詳しく理解することができた。私自身もっともっと自閉症について勉強していきたいと思った。
「×」の事を伝えるだけでなく「○」の事を伝える事が大切だと学びました。とても良いお話ばかりでした。
自閉症の卒業研究のためになる講演会でした。
自閉症の診断などについては、なんとなくではあるが理解できた。しかし自閉症児のもっと実際の姿や普段の姿についても学びたいと思った。
自閉症について今よりも理解が深められて良かったです。学業に活かしていきたいです。
家族(祖父母)
祖母の立場からは少し難しかったです。祖母、祖父からの接し方のアドバイスがあったらよかったです。
OT・ST
自閉症の幼児期にかかわっていますが、縦の連携、横の連携のむずかしさを日々感じています。短い時間であってもTELよりも顔を見ての会議、公式でない連絡を実際にはじめていて、その効果を実感しています。よりネットワークづくりにつとめつつもっと勉強していきたいと思います。(ST)
内容豊かなシンポジウムの開催ありがとうございました。今後につながる活動になることを、ぜひ期待したいと思います。&一緒に広げていければと思う。(OT)
医療以外の教育、福祉サイドからのサポートをする者からの意見をきけてとても参考になりました。(OT)
その他
保護者の方の参加が多い印象。公的な部分における自閉症児・者への支援がさらに必要と感じた。
日頃、4歳の重度の自閉症児と診断されている子どもの保育の補助に携わる中で、その子なりのこだわり、言葉を話すことの出来ない子に、危険をともなう行動の止めかた、好ましくない行動の回避の仕方など、また成長するに従いこだわりも変化し、日々の生活を通しての関わり方の参考になればと思い参加させて頂きました。日詰先生のおだやかな語りに私もお話を聞いて欲しくなる心境になりました。貴重なお話ありがとうございました。(保育補助)
子どもの接し方について、こちら側が予告を与えること、少し変えるだけで子どもたちを、多くほめることが出来るということ、障害を持った子ども達だけでなく、すべての子ども達に通ずるものがあると思いました。とても楽しく聞くことができました。ありがとうございました。明日からまた楽しんでやっていきます。(学童保育指導員)
よい内容だったと思います。武藤先生のお話はSymbelの発達を療育者が理解し支援できればADの子どもも心地よいことでしょう。しかしSTAGEについてはあまり理解していない人が聞くと難しかったのでは。日詰先生のお話は地域支援や当事者支援のよいアイデアを戴いたと思います。(ケースワーカー)
本日シンポジウムに参加させていただき、大変参考になりました。ネットワーク作り、地域の方々の自閉症児・者に対する理解サポートの必要性を強く感じました。(介助員)
今日はどうもありがとうございました。自閉症のお子さんを育てておられる人たちと、お付き合いさせていただいていますが、大人になった時どういう社会になっているのだろうと考えることがあります。本人との付き合い方など広く理解する人が増えればよいのだろうと日々思っておりますが、今日も改めてそうなんだと感じました。その為にはまず、自分自身がもっとよく理解しなければ、とも思いました。(相談員)
シンポジウムはむずかしくわかりづらかった。(介助員)